咳が出る性病と医師への相談

咳が出る病気といえば、かぜや気管支炎、マイコプラズマ肺炎などが代表的なものですが、場合によっては性行為を通じて何らかの細菌に感染したことによって起こる性病が原因であったという可能性もあります。性病の場合には、ある程度の日数の潜伏期間があるため、性行為をしてからただちに発症するというものではなく、また、一般に性病といえば、性器やその周辺に症状が出やすいという傾向があるため、つい見落としがちになってしまうものです。しかし、最近ではオーラルの性行為も普及していますので、特に性病のひとつであるクラミジア感染症などは、咽頭にも感染しやすい病気として注意しておくことが必要です。
クラミジア感染症は、クラミジアという細菌による感染症であり、普通であれば男性は尿道炎、女性は子宮頚管炎や卵管炎などをともない、排尿時の痛み、おりものの増加、不正出血、下腹部痛、軽い発熱などといった症状がみられます。咽頭に感染した場合には、咽頭が炎症を起こすことから、咳やたんなどの症状が出やすくなります。また、性病以外でも、このクラミジアという細菌は、クラミジア肺炎とよばれる肺炎を引き起こす病原菌としても知られており、同様に咳やたんの症状が出ることがあります。
これらの症状が出た場合ですが、病院の内科や呼吸器科などを受診して医師に相談してもよいですが、もし性行為が原因であることが疑われるのであれば、泌尿器科や婦人科の医師に相談するというのも適当です。また、一部の保健所では、エイズウイルスの検査と抱き合わせで、クラミジアや梅毒などの性病の検査を匿名で受け付けていることがありますので、こうした保健所に相談するという手段もあります。



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